長期優良住宅と低炭素住宅とはなんでしょうか(その2)
こんにちは、ARG住まいのコンシェルジュ比嘉です^^
前回は、「長期優良住宅」について、大まかですが書かしていただきました。
http://arglifeplanlabo.ti-da.net/e6192687.html
今回は、「低炭素住宅」についてです。
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低炭素良住宅とは
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低炭素住宅とは、都市のCO2排出の抑制の為に、2012年12月4日に施行された低炭素住宅認定制度の基準をクリアした住宅です。
長期優良住宅よりハードルが低く、税制優遇もうけられます。(認定対象区域が限定されています。)
☆低炭素住宅の3つの条件☆
1. 改正省エネ基準もとづく外皮性能(断熱、日射取得等)を確保すること。
2. 一次エネルギー消費量(空調、換気、給湯、照明)が改正省エネ基準より10%以上低いこと。
3. 低炭素化の認定要件を2項目以上クリアすること。
「低炭素建築物認定制度 関連情報」
国土交通省のホームページ←こちらからどうぞ
次に、長期優良住宅と低炭素住宅の主な優遇措置などをみていきます。
長期優良住宅は、
「住宅ローン減税」の最大控除額が500万円(一般住宅は400万円)となります。
また、2014年12月31日までに、住宅建築の資金を父母や祖父母などの直系相続から援助(贈与)を受けた場合、非課税枠が1,000万円(一般住宅は500万円)の
「住宅取得資金贈与の特例」が利用できます。
あと
「建物の登録免許税の軽減税率」、
「建物の不動産取得税」、
「建物の固定資産税」などの優遇措置があります。※これらについては、要件があるものもあります。
低炭素住宅は、長期優良住宅と同様の
「住宅ローン減税」の最大控除額がありますが、
「住宅取得資金贈与の特例」は、単体では利用できない事、
「建物の不動産取得税」、
「建物の固定資産税」の優遇はありません。
長期優良住宅と低炭素住宅、両方の認定を取得した場合、優遇税制は、どちらかを選択しますが、税目が違う場合は併用して利用できるようです。
これの他にも住宅ローンの
「フラット35S」を利用することができ一般住宅の借り入れより税率が低くなるメリットがあります。
これまでのすべてにおいて、審査や申請などの諸要件がありますが、一般住宅に比べ優遇されていることは、とってみることができますね。
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